MFS PLUSの概要
「MFS PLUS」は弊社Webアプリケーション製品「メディカルフィットネス」(※) の利用をサポートするために開発されたスマートフォンアプリです。iOSとAndroidの両プラットフォーム向けに展開しています。
従来、歩数や体重といった日々の計測データはユーザー様にWebアプリケーション「メディカルフィットネス」にアクセスしてもらいご自身で入力して頂く必要がありましたが、「MFS PLUS」ではそうした作業を簡単にします。
歩数の登録は「スマートフォンによる自動計測」、「スマートウォッチ(T-fit pro 30)からのデータ取得」、「自分で入力」の3つの方法から選択できます。
また、管理栄養士、運動指導士からのコメントやアドバイスを受け取ることができ、自宅にいながらプロのアドバイスを受けることができます。
※「メディカルフィットネス」は、iPad等から健康診断情報や整形系の症状、体調、日々の歩数や体重といった情報を入力するだけで、生活習慣病患者や予備群の方に医学的根拠に基づいた最適な運動メニューを提供することができるWebアプリケーションです。
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プライバシーポリシー
アプリケーション・プライバシーポリシー開発情報
システム開発のコガソフトウェアは従前より、HTML5やJavaScriptという一般的なWeb技術により開発でき、かつソースコードを一元管理できるCordovaによるハイブリッドアプリ開発を手掛けてまいりました。本開発においても、エンジニアの得意スキル、学習コスト、要件の複雑具合を考慮した結果、Cordovaによるハイブリッドアプリとしてアプリ開発を行いました。
JavaScriptプログラミングでは可読性、保守性を考慮し、Babel、Webpackを導入してES2017準拠の実装を行いました。
JavaScriptフレームワークは書きやすさ、小規模アプリに見合った導入コストの少なさ、今後の拡張性を考慮して、Vue.jsを採用。新規登録・更新と複数画面での表示が想定される、ユーザーの各プロフィール情報を中心にコンポーネント化を行い、冗長性が少なく再利用性の高い開発を行うことができました。また、歩数・体重を中心にいくつかのデータが様々な画面で共有・表示・更新されうることなどからVuex (状態管理パターン + ライブラリ) を導入しました。
UIフレームワークには弊社でも多数実績のあるOnsen UIを採用し、ネイティブに近づけたUI・UXを目指しました。
スマートウォッチとの通信はBluetoothを使っており、専用SDKを使うためのCordovaプラグインをJava, Objective-Cを用いて開発しました。
サーバサイドはAPIサーバとして開発を行い、「メディカルフィットネス」Webアプリケーションでも採用されているRuby on Railsなどを引き続き採用しました。
その他、Apiaryを利用してモックサーバを立ち上げ、Web API実装を待たずにアプリ開発をスムーズに進めたり、Sentryを導入してクライアントエラーを早期に発見・改善する運用を行っています。
開発言語/フレームワーク |
Apache Cordova
Onsen UI ES2017準拠JavaScript (Babel, Webpackを使用) Vue.js with Vuex SASS (SCSS) Ruby Ruby on Rails |
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データベース | MySQL |
サーバー |
NGINX
Amazon Web Services EC2 |
開発ツール |
Monaca LocalKit (ローカル開発支援ツール)
Apiary (Web API IF設計ツール兼モックサーバ構築サービス) Sentry (クライアントエラー収集) DeployGate (テストアプリ配信) Chibineko (テストケース作成・実施管理) GitHub, Waffle.io (ソースコード・イシュー管理) Slack (通知集約、開発コミュニケーション) |