システム開発のコガソフトウェア株式会社（東京都台東区、代表取締役：古賀 詳二）は、スポーツ庁「スポーツによる地域活性化推進事業（運動・スポーツ習慣化促進事業）」に5年連続で参画し、事業を完了したことをお知らせします。




本事業では、生活習慣病患者および生活習慣病予備群の健康無関心層に対して、かかりつけ医からの動機づけで行動変容を促し、メディカルフィットネス® を適用して EIM（Exercise is Medicine：運動は薬）を実現し、運動を習慣化することで社会保障給付費（医療費・介護費）を抑制するモデルの実証実験・社会実装に取り組んでいます。

弊社は大阪スマートシティパートナーズフォーラム（OSPF）スマートヘルスシティ分野プロジェクトコーディネーターに選定されており（参考トピック）、大阪府および大阪府内の自治体と連携しています。
この5年間にわたり、「医療機関と連携した健康無関心層の取込と生活習慣病重症化予防モデル構築」をテーマとして、以下自治体と連携協働してまいりました。

• 2019年度：門真市（当社トピック）
• 2020～2022（令和2～4）年度：阪南市（取組事例集 ※スポーツ庁Webサイト）
• 2023（令和5）年度：田尻町・藤井寺市

次年度は、大阪府内以外の自治体にも事業エリアを広げ、全国自治体が自走できる仕組みづくりを目指します。

（大阪府田尻町・大阪府藤井寺市の成果）

課題	対策	成果
健康無関心層に有効な動機づけができない	かかりつけ医からの動機づけ	健康チェックに多数の無関心層が参加 （健康チェック参加者数） 　・田尻町：155名（町民の1.82％） 　・藤井寺市：206名（市民の0.33％）
健康無関心層に有効な意識変容ができない	AIを活用した健康チェックによる意識変容	半数以上が運動教室に参加 （運動教室参加者数） 　・田尻町：83名（教室参加率54％） 　・藤井寺市：103名（教室参加率50％）
健康無関心層に有効な行動変容ができない	ウェアラブルセンサーを活用した運動教室による行動変容	運動教室終了者の98％以上が運動の継続意向 （運動教室終了率） 　・田尻町：83％（運動継続意向99％） 　・藤井寺市：90％（運動継続意向98％）
効果のある運動を提供できない	運動処方を活用した運動教室を運営	運動教室参加者の血液検査結果に改善傾向 善玉コレステロール（HDL-CHO）、HbA1cが有意に良化
高齢者のITリテラシーが低く、アプリを使えない	データの重要性の訴求＆手厚い利用サポート	参加者の過半数がPHRバイタルデータログにアプリを活用 （アプリによる記録率） 　・田尻町：77％ 　・藤井寺市：88％
事業を実施する人手不足	AIとシステムの活用	運動・認知機能測定システムを開発・運用 健康チェックの省力化・人的コスト抑制を実現

システム開発のコガソフトウェアは、コンピュータシステム開発等を通じた日本国の発展並びに日本国民の福祉への寄与を経営理念とし、持続可能な社会保障の実現に取り組んでいます。ソフトウェア・インフラ開発事業を事業の柱に据えるとともに、蓄積した技術・知識を応⽤することで、交通、健康、環境の領域で社会貢献事業に取り組んでいます。会社設⽴以来、資格取得を⽀援することで、全社員の技術レベルの向上に注⼒し、精鋭技術者集団となることを目指します。

商号：コガソフトウェア株式会社
本社所在地：〒110-0005　東京都台東区上野1-17-6 広小路ビル4階
電話番号：03-3833-0733
設⽴：2000年3⽉21⽇
代表取締役：古賀 詳⼆
事業内容：システム開発および社会貢献事業
URL：https://www.kogasoftware.com/

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