コガソフトウェア株式会社は、ヘルスケア、モビリティ、環境などの
ソフトウェア・インフラの開発を通して、様々な分野での社会貢献を目指します。

  1. システム開発のコガソフトウェア
  2. トピックス
  3. 『ライフケアコンパス』の提供を開始しました。

『ライフケアコンパス』の提供を開始しました。

  • 2024.10.17

システム開発のコガソフトウェア株式会社(東京都台東区、代表取締役:古賀 詳二)は、生活習慣病管理料の算定要件に包括的に対応するヘルスケアサービス『ライフケアコンパス』の提供を開始しましたのでお知らせします。

(サービスサイトはこちら)

『ライフケアコンパス』提供の背景

生活習慣病患者は年々増加の一途で約5,000万人にのぼり、医療費・介護費が我が国の財政を圧迫しています。
コガソフトウェアは2012年より、投薬に頼らず運動で健康増進を図るEIM(Exercise is Medicine、運動は薬)に着目し、関西医科大学・EIM Japanと産学連携体制を組み共同で、PHRを管理しEIMを実現する健康アプリ「メディカルフィットネス®」を開発のうえ、様々なシーンでの活用を試みてきました。

科学的・医学的な知見に基づく運動を継続すると、身体機能数値が改善する効果は十分に検証できているものの、健康無関心層へのアプローチが難しく課題となっています。そこで当社は経済産業省「令和元年度健康寿命延伸産業創出推進事業」で、医師からの勧奨で運動・栄養指導を動機づけすると、健康無関心層の患者にもリーチできることを検証しました。
しかし、アプリの利用勧奨をするだけでは医療機関には直接的なインセンティブがないため、当社は生活習慣病管理料という診療報酬制度に着目しました。2024年6月1日施行の診療報酬改定により、特定疾患療養管理料から生活習慣病が除外され、生活習慣病管理料(Ⅱ)に見直されました。特定疾患療養管理料は管理内容の要点をカルテに記載するだけで算定できたのに対し、生活習慣病管理料は療養計画書の作成と患者説明・同意署名が必要となる等、生活習慣病患者に対する診療報酬算定に当たり、従来に比べて医療機関の手間が大幅に増加しています。

そこで当社は生活習慣病管理料の算定にかかる療養計画書の作成や運動機能の測定等の事務手続きを支援するサービス『ライフケアコンパス』を提供し、医療機関の生活習慣病管理料算定をサポートしながら、EIMを勧奨していただける医療機関に協力を求めてまいります。
かかりつけのお医者さまは生活習慣病患者に対して健康アプリ「メディカルフィットネス」の利用を勧奨し、患者さまは自費でこのアプリを用いて健康記録と運動を実施していただきます。患者さまの受診時には、お医者さまもアプリのPHRデータを参照し、健康管理の参考にしていただけます。これにより、糖尿病をはじめとする生活習慣病の重症化を予防して健康増進・健康寿命延伸を図り、最終的なアウトカムとして医療費・介護費の適正化を目指します。

なお、『ライフケアコンパス』は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」に採択されています。
右事業では、医療機関と連携し、ライフケアコンパスの提供を通じ EIM(Exercise is Medicine:運動は薬)を実現し、運動を習慣化することで社会保障給付費(医療費・介護費)を抑制するモデルの社会実装に取り組んでまいります。
(関連トピックはこちら)

WEBセミナー「生活習慣病管理の新しいアプローチ」

2024年10月16日(水)に、WEBセミナー「生活習慣病管理の新しいアプローチ~医療現場の負担軽減と患者の満足度向上のために~」を開催いたしました。(詳細はこちら)
泉佐野泉南医師会の後援のもと、医療法人松若医院院長・松若良介 先生、関西医科大学附属病院健康科学センター長/理事長特命教授・木村 穣 先生にご講演いただきました。
生活習慣病管理のDXについて、ライフケアコンパスの活用を含めた医療現場のお取り組みをご紹介いただき、熱気を帯びた討議で盛況のうちに終了いたしました。

アーカイブ動画を配信しておりますので、『ライフケアコンパス』サービスサイトよりお問い合わせください。

お問い合わせ

※営業に関するお電話はご遠慮下さい。

  • 一覧へ戻る
システム開発のコガソフトウェアは、日本国の発展並びに日本国民の福祉に寄与できるよう、ソフトウェア開発ならびにサービス提供を通じて健康寿命の延伸や医療費・介護費適正化といった社会課題の解決に貢献してまいります。

『ライフケアコンパス』の提供を開始しました。 - ページ上部へ