コガソフトウェア株式会社は、ヘルスケア、モビリティ、環境などの
ソフトウェア・インフラの開発を通して、様々な分野での社会貢献を目指します。

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メンタルヘルス領域における当事者参画型開発プログラムを開始します。~経済産業省「令和 5 年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(サステナブルな高齢化社会実現及び当事者参画型開発普及に向けた関連事業)」~

  • 2023.12.25

コガソフトウェア株式会社(以下 当社)は、メンタルヘルス関連の課題を抱える当事者(以下、当事者)が製品・サービス開発に参画する「当事者参画型製品・サービス開発プログラム(以下、本プログラム)」を実施します。

本プログラムは、当事者の日常生活や職場における課題・ニーズに対応する製品・サービスの開発プロセスに、当事者自身が主体的な協力の意思をもって参画することで、共生社会実現に資する質の高いソリューションの創出を目指すものです。
本プログラムを通じて当事者の課題・ニーズに対応する製品・サービスを生み出し、当事者が自分らしく生活することができる社会にしていくこと、そして、当事者の具体的な声をより重視したインクルーシブデザインを取り入れた製品・サービスへの発展を通じた新たな市場を創出していくことを目指します。

なお、本取り組みは経済産業省「令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(サステナブルな高齢化社会実現及び当事者参画型開発普及に向けた関連事業)」の一環として実施するものです。




当社の取り組みについて

継続しやすい運動プログラムを一緒に作るワークショップを開催予定です。
はじめの一歩を踏み出し、継続できる理想的な運動プログラムを一緒につくります。




メンタルヘルス領域における当事者参画型製品・サービス開発プログラムについて

(株式会社NTTデータ経営研究所 リリースページはこちら)

背景と目的

我が国においては少子高齢化とともに人手不足が深刻化する中、メンタルヘルスの影響により仕事や社会参加ができなくなることは社会的な損失であり、働く世代のメンタルヘルスを支えることが重要です。一方、メンタルヘルスの課題を抱える当事者は自身の不調や不安等についての声を挙げにくく、生活や仕事における具体的な支障やニーズの内容が見えにくいことが課題となっています。
そこで、当事者が製品・サービス開発のプロセスに参画し、生活・仕事における障壁や課題・ニーズに対応する製品・サービスを創出することで、当事者の生活・仕事における課題・ニーズを解決し、仕事や社会への参加などの本人の希望の実現につなげていくこと目指します。

当事者参画型開発とは

当事者参画型開発とは、製品やサービスの開発において、直接的な利用者や影響を受けるものの、積極的に声をあげづらい人々、すなわち当事者が主体的に参加し、意見や経験を反映させながら共同でプロジェクトを進める手法です。
当事者参画型開発は、製品の使いやすさを向上させるだけでなく、様々なバックグランドや経験をもつ当事者の参加によって、多様なニーズを尊重した社会的包摂が促進されること、当事者の体験や視点が取り込まれることにより、従来の枠を越えた解決策が生まれることが期待されます。また、当事者が製品開発のプロセスに主体的に参画することで、当事者の社会参加や復帰につながることが期待されます。
なお、認知症領域で行った先行事例では、当事者の声を踏まえたサービス開発につながることに加え、当事者本人の社会とのつながりの実感や自己肯定感を高める効果が見られています。

想定される当事者と課題・ニーズの例

メンタルヘルス領域の当事者としては、うつや不安障害、統合失調症、また発達障害をもつ人を持つ人などを主な対象者と想定しています。発達障害を持つ人は、タスク整理の困難さ、特定の言葉に囚われる、感情理解や共感的コミュニケーションが難しい、得意と不得意の差が大きく周囲の理解や支援が重要などといった課題やニーズがあると想定されます。また、うつや不安症状がある人は、パニック症状や予期不安により外出が困難、動きたくても家から出られない、日常生活の行動(例:入浴、メイク、調理、掃除)へのやる気が起きないなどの課題があると想定されます。
また双極性障害がある人は、躁うつの症状で休職や転職を繰り返す、躁状態のイライラや怒りで周囲との関係が悪化しやすい、うつ状態になると仕事を休みがちになる、といった課題があると想定されます。統合失調症の人々は、社会的な孤立感や幻覚や妄想の出現、情緒のコントロールが難しくなることもあり、社会とのつながりが損なわれる課題があると想定されます。こうした課題やニーズを支援する具体的なプロダクト開発を当事者と開発企業が共同で実施します。

有識者について

本プログラムにおける意見収集手法や、当事者との関わり方に関しては有識者の監修を受けます。東京大学先端科学技術研究センター熊谷晋一郎准教授とは、当事者研究の観点から、学術的手法にのっとった当事者の意見や価値観の収集手法、また当事者の参画促進方法などについて連携して取り組む予定です。また、日本医療政策機構(HGPI)メンタルヘルス政策PJTチームからは、これまでの当事者とのネットワーク構築における知見や、本領域の政策提言経験を踏まえ、当事者の体験や生活に基づくプロダクト開発のあり方について連携して取り組む予定です。


コガソフトウェア株式会社について

システム開発のコガソフトウェアは、コンピュータシステム開発等を通じた日本国の発展並びに日本国民の福祉への寄与を経営理念とし、持続可能な社会保障の実現に取り組んでいます。ソフトウェア・インフラ開発事業を事業の柱に据えるとともに、蓄積した技術・知識を応⽤することで、交通、健康、環境の領域で社会貢献事業に取り組んでいます。会社設⽴以来、資格取得を⽀援することで、全社員の技術レベルの向上に注⼒し、精鋭技術者集団となることを目指します。

会社概要

商号:コガソフトウェア株式会社
本社所在地:〒110-0005 東京都台東区上野1-17-6 広小路ビル4階
電話番号:03-3833-0733
設⽴:2000年3⽉21⽇
代表取締役:古賀 詳⼆
事業内容:システム開発および社会貢献事業
URL:https://www.kogasoftware.com/

本件に関するお問い合わせ

コガソフトウェア株式会社 ヘルスケアサービス部 担当:藤崎
Mail: helpdesk@kogasoftware.com
電話番号:03-3833-0733
※営業に関するお電話はご遠慮下さい。
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システム開発のコガソフトウェアは、日本国の発展並びに日本国民の福祉に寄与できるよう、システム開発を通じて健康寿命の延伸や医療費削減といった社会課題の解決に貢献してまいります。

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